今年のスキーツアーは魅力的なゲレンデと温泉がある山形がおススメ!

寒くなってくると、ウィンタースポーツを楽しむ人なら、今年はどこに滑りに行こうかなと考え始めるでしょう。関東方面からであれば、新潟や長野方面のスキーツアーは人気がありますが、実は山形もとてもおすすめです。新幹線や飛行機で行くことができアクセス面も整っています。また雪質も良く、広々としたゲレンデが数多くあり、温泉も楽しめます。山形のスキーツアーは魅力満載です!


山形のスキーツアーといえばどこのスキー場へ行くのか

山形のスキーツアーで最も多いのが有名な蔵王方面へ行くスキーツアーです。蔵王の中でも、蔵王温泉スキー場が一番多いでしょう。蔵王温泉スキー場は大変規模の大きいスキー場であり、東北の中ではもちろん、日本のスキー場をみても最大規模のスキー場と言えます。

滑走距離がなんと10kmもあるゲレンデもあり、ロングクルージングを楽しむことができます。またその名の通り、蔵王温泉が隣接しているので、温泉街の雰囲気も楽しめ、良質な温泉を満喫することもできます。蔵王には蔵王温泉スキー場以外にも、近隣に蔵王猿倉スキー場や蔵王ライザワールドなど他にもスキー場がありますから、少し移動すればまた雰囲気の違ったスキー場も楽しめます。

また、関東方面からであれば、圧倒的に蔵王方面のスキー場へ行く人が多いですが、他には米沢にもスキー場があります。東京から山形新幹線で米沢まで移動すればアクセスも快適です。米沢には米沢スキー場があります。米沢スキー場はナイターが楽しめ、良質で豊富な雪が魅力です。

また何といっても米沢牛が有名ですからグルメも楽しめるでしょう。

毎年行っている蔵王に行くスキーツアー!

蔵王温泉スキー場とはどんなスキー場なのか①アクセス面について

人気の蔵王温泉スキー場ですから、全国様々な場所から人がやってきます。海外から訪れる外国人も多いです。遠方であれば飛行機のツアーを利用する人がほとんどです。各方面から「おいしい山形空港」と呼ばれている山形空港まで来て、そこからバスでスキー場まで移動します。

東京方面からでも羽田空港から利用する人もいます。飛行機を使うならば、できるだけ早く予約をしたほうがコスト面でよいと言えますので、飛行機で蔵王に行く計画をたてるならば早めに予定を決めたほうがよいでしょう。

東京方面から蔵王までは自動車やバスだと、5時間以上かかりますから距離がかなりあるといえます。東京方面からのバスツアーは少ないですが、夜行バスはあります。体力に自信がある方は利用してもよいでしょう。最も利用する人が多いのが、東京駅から新幹線を使って移動して、そこからバスで蔵王温泉スキー場へ向かう方法です。

これには二つルートがあり、東京駅から仙台駅まで東北新幹線で移動してそこから蔵王温泉スキー場まで移動する方法と、もう一つが東京駅から山形新幹線を使ってバスで移動する方法です。ツアーを申し込む際、どういうルートになっているのか確認しておきましょう。

蔵王温泉スキー場とはどんなスキー場なのか②ゲレンデや設備について

蔵王温泉スキー場は、日本最大規模のスキー場ですから、数多くのゲレンデとロープウェイやリフトなどの移動手段があります。ゲレンデ数は14もあり、コースは12あります。また、ロープウェイが3基、ケーブルが1基、リフトが32基あり、そのうちクワッドと呼ばれる4人乗りリフトが4基、トリプル3人用が2基、ペア2人用が24基、シングル用が2基となっています。

これだけ規模の大きいスキー場ですから、1日でまわりきるのは難しいでしょう。

スキー場全体をまわりたいのであれば、数日滞在するツアーを選択することをおすすめします。スキー場全体を見て左側は初級者や中級者に向いているコースが多いです。様々なコースが数多くあり、飽きずに楽しんで滑ることができるでしょう。

また、ゲレンデが多く人が分散するので、混雑も少ないのが魅力です。初級者には「上の台ゲレンデ」と「横倉ゲレンデ」が合っているといえます。コース幅もゆとりがありゆるやかですから、子供でも安心して滑ることができます。

全体の右側はシンプルなコースが多いですが、中級者から上級者向けのコースが充実しています。「黒姫ゲレンデ」や「横倉のカベ」など上級者が楽しめるコースも充実しています。

バイキング食べ放題があるスキーツアーが増加中

蔵王温泉スキー場とはどんなスキー場なのか③見どころの一つ「樹氷」について

蔵王のスキー場と言えば、樹氷が大変有名です。木が凍りついている姿を写真やポスターなどで見たことがある方も多いのではないでしょうか。蔵王の樹氷は針葉樹のアオモリトドマツが氷や雪におおわれてできており、スノーモンスターとも呼ばれています。

この樹氷を多く見ることができるのが、山頂エリアです。スキーヤーはもちろん、スキーをしないハイカーの人たちも、樹氷のシーズンになると、蔵王山麓駅から乗れる蔵王ロープウェイ山麓線でこの樹氷を見に訪れます。スキーヤーならば、この樹氷に囲まれた絶景の中を爽快に滑りおりることができるのです。

またロープウェイの上からも樹氷を見下ろすことができ、上からの景色は素晴らしいです。また夜は樹氷がライトアップされ幻想的な景色も楽しめます。たくさんの樹氷を見ることができるのは蔵王温泉スキー場ならではですから、貴重な経験ができよい思い出になるでしょう。

シーズン中には蔵王樹氷まつりも開催されます。

蔵王温泉スキー場とはどんなスキー場なのか④最大の魅力である温泉について

蔵王でスキーを楽しむのと同じくらいに魅力があり楽しみたいのが温泉です。蔵王温泉スキー場は、温泉街と隣接しており、風情ある街並みと良質で湯量豊富なお湯が楽しめます。宿泊先のホテル選びも、ほとんどの宿には温泉がありますから、宿泊施設でスキーで冷え切った体を温めることができます。

また宿にそういった温泉がなくても、温泉街の中には共同湯もあります。上湯、下湯、川原湯という3つの共同湯は風情があり、清潔で蔵王の湯の良さを実感できます。ホテル内に温泉があっても、街の散策途中に寄ってみるのもよいでしょう。

蔵王の温泉の湯は白濁しており、いかにも温泉といった感じでファンが多いです。古くは高湯温泉と呼ばれました。街を歩いていると高湯温泉と書かれているものを見かけることもあります。酸性泉であり、古くから皮膚病に高い効果があるとされています。

昔から肌を白くすると言われ、「姫の湯」とも呼ばれています。女性には嬉しいですよね。硫黄の匂いが強めの温泉ではありますが、入ってみると滑らかな湯で意外と入りやすいお湯です。スキーと温泉の両方を満喫した後は、山形の美味しいグルメを満喫しましょう。

山形牛や米沢牛など、美味しい牛肉があるのが山形です。米も野菜も美味しいですし、玉こんにゃくなど郷土料理の味も楽しめます。